社員インタビュー

ミタチ産業に入社を決めた理由

ミタチ産業へ入社を決めた理由は、大きく分けて2点あります。まずは、一つ目が人間関係です。入社前には複数社の説明会に参加いたしましたが、ミタチ産業の説明会にて社内コミュニケーションの様子を見て、私にとって打ち解けられる環境であると確信をしました。私は特に悩みごとは抱え込む性格であったため、特に重要視しました。働き方についても比較的多様であるという印象を受け、無理なく働くことができる自分を想像することができたため、入社を決めました。
そして二つ目は将来性です。ここも譲れないポイントとして重要視していました。今の時代には欠かすことができない半導体や電子部品を扱い、会社の将来性が見込められたのはもちろんながら、先輩社員の声や説明会から私自身の成長の機会も見込められたことも大きな要因です。入社後すぐに大きな案件を任されたエピソードや海外出張などをしたという経験談の印象が強く残り、入社を決意いたしました。

現在の仕事内容を教えてください

現在は主に新規営業に取り組んでいます。ミタチ産業では既存顧客へのルート営業が基本ですが、新規営業は特殊な業務にあたります。取り扱う商材はIoT・DXソリューションで、民間企業や行政機関を対象に提案活動を行っています。民間企業向けには、展示会で興味を持っていただいた企業と新たな関係構築からスタートします。特に、工場内の設備稼働状況のデータ取得や作業者のデータ管理を行うIoT・DXソリューションを販売し、業務効率化や生産性向上を支援しています。一方、行政機関向けには、雪国にお住まいの方の除雪作業を効率化するソリューションを展開しています。遠方への営業となるため、まずは電話で興味を持っていただいた方に提案することを基本とし、信頼関係の構築を重視しています。こうした活動を通じて、新しい市場の開拓と顧客課題の解決に取り組んでいます。

仕事のやりがいは？

売上金額の大小にかかわらず、「感謝の言葉」を伝えていただける時が一番やりがいを感じる瞬間だと思います。過去の経験として、感謝の言葉ではないですが、1年間の実証実験を行った後、最終的に他社製品が採用された際に「一緒にお仕事をしたかったです」と言われたことがあり、その言葉は非常に印象に残っています。また、競合他社との提案勝負で勝った時も大きなやりがいを感じます。日付が変わるまで資料を作成し、提案の結果ミタチ産業を選んでいただけた時の喜びは、何にも代えがたい経験です。さらに、新規営業は明確な正解がないため、自分の考えで戦略を立て、進められる点にも魅力を感じています。もちろん、途中で軌道修正をすることもありますが、その過程で経験値が積み重なり、成長を実感できることが仕事の楽しさにつながっています。

仕事の中で印象に残っている出来事は？

ある自治体様にソリューションを導入してから1年間、運用サポートを行い、その後周辺自治体様からの問い合わせにつながったことが印象的です。入社後、初めて売上に結びついた案件であり、手を抜くことなくサポートを続けました。具体的には、学術論文を参考に自然現象の仕組みを説明したり、業務時間外に発生したシステム不具合へ迅速に対応したり、他の社員でも答えられない質問に対して自分なりに回答を整理するなど、手厚いサポートを1年間通じて実施しました。その結果、「システムで暮らしが少しでも豊かになった」というご意見をいただき、非常にうれしく感じました。さらに、その取り組みが評価され、周辺自治体様からも問い合わせをいただき、次の案件へとつながっています。この経験は、顧客満足度の重要性と、粘り強い対応が信頼構築に直結することを実感した貴重な事例です。

これからの目標は？

民間企業への提案活動では、お客様の要望を十分に吸収できていなかったり、展示会で効果的なデモンストレーションができていなかったりと課題を感じています。しかし、今後2～3年で導入実績を10件に拡大することを目標に取り組んでいきます。行政機関への提案活動については、ここ数年で複数の導入事例を積み重ねてきましたので、それらを活用しながら、さまざまな地域で導入拡大を図ります。こちらも同様に、今後2～3年で10件の導入を目指し、継続的に提案活動を進めます。さらに、私の部署では新規事業の創出にも挑戦しています。お客様の声を大切にしながら、社会に必要とされる製品やサービスを開発し、事業の幅を広げていきたいと考えています。こうした取り組みを通じて、営業活動の質を高め、会社の成長に貢献していきます。